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●ぐっすり眠る


きたまち子規の庭のハスの花

を緩める。「弛緩する」とも言いますが、ご自身で日常的に体を緩める事が出来ている方は、体のコリや痛みとは無縁の方かもしれません。仕事や家事、生活環境の中で、何がしかの緊張がほぐれないままの日常を過ごしていると、コリや痛みとなって体がほぐしてほしいサインを出します。まあまあ、そのままにしておいて、何となく日常の中で過ごしてしまう。コリや痛みが本当に取れていれば良いのですが、馴染んでしまう状態です。そういう方は、コリや痛みが何層にもなっていて、今一番気になる、箇所を解消すると、次の痛みが浮かびあがる。痛みのもぐらたたきの様な施術になります。

●まず、腕をゆるめる

腕を内側に回して仕事や家事をしていらっしゃる方がほとんどかと思われますが、多くの場合、腕は元の位置に戻らずに、内側に入ったまま維持されています。こういった方の肩を上から見ますと、必ずと言っていいほど、肩が内側に入っています。  腕や肩が内側に入ると、背中が張り緊張します。背中の緊張は、首や腰への緊張と連鎖して、腰が緊張すれば、足の緊張にも至ります。こう言った場合、首や腰が凝る原因が、実は腕にあるため、首や腰だけを緩めても、すぐ元に戻ってしまいます。ご本人にも自覚できない原因をつきとめるのが、整体と言う事になるのだと思うのですが、原因の自覚ができないままになってしまうと、同じ事が繰り返しおこります。原因が、自覚され解消されないと、同じ結果を辿ってしまうのです。


きたまち子規の庭

                    ●体が緩むと眠りが戻る
整体で体が緩むと、ぐっすり眠れると言う方がいらっしゃいますが、「緩むことは、戻ること」だと思います。緩んで、ぐっすり眠れる体が本来の姿で、そうでは無く、何らかの緊張が持続していると、快眠には至らないのでしよう。眠るのは、ご本人の体ですので、緊張がほぐれ、本来の体に戻れば、ぐっすりと休めるのだと言う事だと思います。

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